午後わてんのブログ

ベランダ菜園とWindows用アプリ作成(WPFとC#)

HDDのデータを残したまま、パーティションスタイルをMBRからGPTに変更

前回gogowaten.hatenablog.com

からの続き

 
 

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引越し先のSSDはディスク0
引越し元のHDDはディスク2で認識されている
 
目的
  • Windows 10はF:からC:にクローンしたのでF:を削除
  • F:の左右のパーティションはF:のWindows関連っぽいので削除
  • H:のドライブレターを元のE:に変更
  • ディスク2のデータを残したまま、パーティションスタイルをMBRからGPTに変換
  • ディスク2の未割り当て領域にボリューム作成
 
ディスク2の容量は5589GB(6TB)だけど、そのうち3726GB(4TB)が未割り当てになっている、これはUEFI BIOSに対応していないレガシーBIOS(2009年発売)マザーボードで、Windows起動ドライブとして使っていたから
 
Windows 10の起動ドライブで使用できるHDD容量
パーティションスタイルによる制限
パーティションスタイル	HDD容量
MBR					最大2TBまで(それ以上あっても無駄になる)
GPT					2TB以上OK

BIOSの種類	GPTのHDDから起動
UEFI BIOS		起動できる
レガシーBIOS	起動できない
 
旧PCのマザーボードはレガシーBIOS、GPTは使えないのでMBRMBRの起動ドライブは最大2TBまで、これに6TBのHDDを使っていたから残りの4TBが使えずに無駄になっていた
この4TBを使うにはMBRからGPTに変更する必要がある、データを残したまま変更したいので
 
EaseUS Partition Master 13.5
EaseUS(イーザス)公式サイト|パーティション管理ソフト - EaseUS Partition Master
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/
このアプリを使用、これすごい便利、これがなかったらできなかった
 
 
インストール
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今回は無料の機能で十分なので、後でをクリックでインストール完了する
 
 

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ディスク2が4TB無駄になっているHDD、MBRになっているのをGPTへ変換
対象のディスクを右クリックメニューから「GPTへ変換」をクリックすると、すぐには実行されずに左上の表示が変わって
 

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1つの操作を実行するになる
ここをクリックすると

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確認画面が出て、適用で実行される
 

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変換できたらしい、あっという間
 

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ディスク2がGPTになっている!
これでディスクの管理からも普通にフォーマットできるはず
その前にボリュームの削除とドライブレターの変更
 

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これを

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こうしたい、E、Fとその右にある謎のボリュームを削除してFに、HをEに変更、未割り当てをH
 
ドライブレターの変更
H:は元E:なので変更したいけど、先頭でEが使われてしまっているので、これを先に適当な名前に変更
 
失敗例

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ディスクの管理から変更しようとしたけどできず
 
EaseUS Partition MasterならOK
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素晴らしい
E → Oに変更、これでEが空いたので
 
 
同じ要領でHを元のEに変更

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ディスクの管理を使わずにEaseUS Partition Masterを使ったほうが楽
 
 
O:削除

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名前をOに変更したばかりなんだけど、このパーティションは引越し元のWindows 10に関連したものだと思われるので削除
 

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未割り当てになった
続いて引越し元のWindows 10が入っているF:も削除
 
 

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これで引越し元になったWindows 10は消えた
 
 

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パーティションが消えたのでOとFは、1つの未割り当て領域になった
その右側のパーティションも元のWindows関連っぽいので削除
 

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エイヤー
 

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スッキリした
 
ディスクの管理画面でも確認

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パーティションスタイルもGPT
あとは普通にパーティション(ボリュームの)作成するだけ
 

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これもEaseUS Partition Masterを使ってみた
 
すべて完了

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旧PCでは、そこに見えているのに使えなかった幻の4TBも使えるようになった
 
次はベンチマークのアプリを使って、旧PCからどれだけ性能が上がったのかを見てみたい