午後わてんのブログ

ベランダ菜園とWindows用アプリ作成(WPFとC#)

↓Windows用アプリ

アプリのスクショでウィンドウ枠外のメニューもキャプチャしたい

目的 使うWinAPI関数 大まかな流れ GetForegroundWindowの結果はアプリによって違う エクセル系、普通のアプリ系の判定 エクセル系だった場合NEXTで下層ウィンドウ収集、Rectリスト作成 要るものだけ残して、そのRect収集 追加Rect 普通のアプリ系だった場合…

エクセルのスクショ時にウィンドウ枠外のメニュー、右クリックメニューも同時に撮りたい、WPFとWinAPI

目的 基本的な処理の流れは 普通のアプリとエクセルとかのリボンメニューがあるアプリの違い 基点ウィンドウから関連ウィンドウを辿る GetParentで辿っていく方法もあるけど 右クリックメニューはGetParentで辿れない 下層のウィンドウを取得するNEXTで辿る …

ウィンドウ枠外のメニューもスクショできるアプリ、Pixcren

New! キャプチャ範囲に昨日の gogowaten.hatenablog.com を gogowaten.hatenablog.com に追加した ダウンロード先 github.com Pixcren1.2.1.7z これでスクショすると メモ帳のメニューウィンドウ いいね! これができるスクショアプリがないから、自分で作…

アプリのウィンドウキャプチャで、枠外のメニューウィンドウもキャプチャ

メモ帳のウィンドウ枠外にメニューウィンドウが広がっている状態 デスクトップ この状態でスクショした結果 スクショ画像 目的のアプリのウィンドウ以外は取り去って、この画像を得るのが目的で、こうするには Rect こういう赤枠のようなRectを取得して切り…

スクショアプリPixcrenの改善、ファイル名見本更新と日時書式一覧表

アプリの動作 github.com ダウンロード先 https://github.com/gogowaten/ScreenCapture/releases/download/1.1/Pixcren1.1.0.0.zip 2020/12/30 ver1.1 見本のリアルタイム更新と日時書式一覧表の追加した、細かくいうと 連番開始値を0にするボタン追加した …

スクショアプリできた!右クリックメニューを表示したエクセルもキャプチャできる

切り抜きとかトリミングとかめんどくさいのなしで エクセルのスクショ マウスカーソルも描画できる Microsoft Edgeのスクショ ScreenCapture/Pixcren github.com ダウンロード先 https://github.com/gogowaten/ScreenCapture/releases/download/1.0/Pixcren1…

画像にマウスカーソル画像を重ねて表示、アルファブレンドとビット演算のANDとXOR

前回でマウスカーソル画像を取得できたので、ウィンドウのキャプチャ画像に重ねてみた 普通の矢印カーソル 普通の矢印カーソルはアルファブレンド テキストエディタとかでのI型カーソル I型カーソルはマスク画像上半分をビット演算のANDしてから、下半分をXO…

WinAPIのGetAncestorでリボンメニューを開いた状態のエクセルウィンドウをキャプチャ

テスト用アプリ テスト用アプリ ダウンロード https://github.com/gogowaten/2020WPF/releases/download/1.0/20201117_.7z Release 1.0 · gogowaten/2020WPF github.com テスト用アプリ動作 右Ctrl+右Shiftで最前面ウィンドウをキャプチャする ウィンドウハ…

いろいろな局所範囲しきい値で画像の2値化を試してみた

局所範囲(注目ピクセルの近傍ピクセル)からしきい値を計算して2値化、この前は平均値をしきい値にしたものだった。今回はそれ以外の計算方法をググって、いくつか試してみた 使ったアプリは 20200422_局所しきい値で2値化.zip github.com 画像ファイルドロッ…

ガンマ補正してから黒灰白の3色に減色+ディザリングしてみた、グレースケール画像

前回の続きで、今回は3色に減色、3色は0, 127, 255 ディザリングはいつもの誤差拡散FloydSteinberg方式 github.com 今回のアプリ ダウンロード:20200507_ガンマ補正してから3色誤差拡散.zip 今回のアプリ 画像ファイルドロップで画像表示、カラー画像もPixe…

ガンマ補正してから画像の2値化ディザリングしてみた

2値化ディザリングするときにガンマ補正をしないと、元の画像より明るい画像になる 輝度値がそれぞれ 0(黒) 255(白) の2値を使って、その中間になる128(灰色)の画像をディザリング処理すると 128(灰色) 2値化ディザリング 元の画像よりかなり明るく見える、…

局所的平均値をしきい値として2値化、局所範囲ピクセルの合計は差分計算で高速化

2値化するときに使うしきい値の計算を、注目ピクセルの周囲のピクセルの値を使ってする 範囲は1指定なら3x3ピクセル、2なら5x5、3なら7x7とするようにして 計算は平均値にしてみた 範囲1で注目ピクセルの座標が(1,1)のとき 3x3ピクセルの平均値は162.2 = (14…

減色テスト、グレースケール版その4、誤差拡散すると誤差蓄積されすぎて色が流れたようになる問題

誤差拡散法 誤差蓄積 誤差拡散法を使って減色できるようにした、方式はフロイドスタインバーグ 20200327_減色テストグレースケールvar.1.3.zip github.com 誤差蓄積されすぎ問題 この画像を2色に減色する、減色用のパレットを作成 2色は161と97が選ばれた、…

減色テスト、グレースケール版その3、Kittlerの方法でCube分割を追加した

github.com 20200327_減色テストグレースケールver.1.2.zip パレットの色を昇順ソートできるようにした Cube分割方法にKittlerの方法を追加した チェックを入れたパレットはパレットリストクリアしても残すようにした Kittlerの方法 大津の方法と比べてみる …

画像を1bpp(1bit)白黒画像に変換するアプリver.1.2.1

github.com 20200324_画像を白黒2値に変換ver.1.2.1.zip しきい値設定にこの前テストしたKittlerの方法を追加した 普通かな、大津の方法とそれほど変わらない 明るい画素(253以上)が多い画像 Kittlerの方法だとしきい値は249とかなり大きくなった 0~255まで…

Kittlerの方法でしきい値を求めるのを、エクセル2007とC#WPFで書いてみた

ヒストグラムを2分する時のしきい値はどこが最適なのかを求める この場合なら左右対称なので真ん中 しきい値を4にして0~3と4~7に2分すれば丁度いい それぞれの範囲の値から平均値と分散を計算して、それを使って正規分布をグラフにすると こんな感じのがで…

画像の2値化の誤差拡散処理の走査を左右交互

caca.zoy.org 昨日に続いて、こちらを参考にして処理の方向を左右交互にするのを試した 昨日の記事では処理の方向は偶数行、奇数行ともに右進行だったのを、今回は奇数行を左進行にしてみる、これで処理の方向は左右交互になる 左進行時の誤差拡散 右進行と…

誤差拡散法を試してみた2回め

誤差拡散 Libcaca study - 3. Error diffusion こちらを参考にして試してみた 左から FloydSteinberg JaJuNi(Jarvis, Judice, and Ninke) FloydSteinbergDervatives ShiauFan ShiauFan2 Stucki Burkes Sierra SierraTwoRow SierraLite Atkinson ? PixelForm…

画像をアプリに埋め込んでアプリで利用するまでの手順メモ

dobon.net 最初はこの方法で試してみたけど、WPF+.NET Coreっていう違いのためかうまくできなくて dobon.net ここと smdn.jp ここを参考にしてできた でも全く同じじゃなくて微妙に違うところもあったのでメモ 環境 Visual Studio Community 2019 .NET Core…

減色テスト、グレースケール版その2

20200327_減色テストグレースケール.zip github.com 今回はギットのブランチってのを使って、それのリンクを貼り付けた master ┗ブランチA ┗ブランチB←これのリンク 変更を加えていくのはブランチAで、ブログに貼り付けるときはブランチAから新しく作成した…

減色テスト、グレースケール版

2020WPF/20200323_減色グレースケール用 前回の減色パレット作成から、実際の減色変換まで作ってみた 20200323_減色グレースケール用.zip グレースケール画像でテスト パレットはこんな感じで、2色だと64と192 それぞれのパレットで変換したところ 以前のだ…

画像を1bpp(1bit)白黒画像に変換するアプリver1.2

1年以上前のこのアプリ gogowaten.hatenablog.com .NET Frameworkだったので.NET Coreに移植(コピペ)して、ついでにいくつか変更した 変換前後を見比べられるように、画像クリックで元の画像を表示するようにした クリップボードの画像を貼り付けできるよう…

減色パレット作成テスト、グレースケール版

github.com [アプリのファイル名:20200322_減色一括クラス.zip] クリップボードから貼り付けるか、画像ファイルのドロップで画像表示、カラーの画像でもグレースケールで表示 「パレット作成」の右に並んでいる数値ボタンでパレット作成 減色パレット作成方…

画像の使用色数とその色のピクセル数を表示するアプリその6

CountColor1.3.8 クリップボードの画像を貼り付けできるようにした 背景に市松模様を表示できるようにした CountColor1.3.8 ダウンロード先はギットハブ ファイル名:CountColor1.3.8.zip github.com 貼付1ボタン 普通の画像ならこれで貼り付けできるはず Pr…

WPFのListBox、ItemTemplateで表示変更したListBoxを動的作成したいのでXAMLじゃなくてC#コードで書いてみた

ListBoxを動的追加したい、それもItemTemplateで表示を変更したListBox、さらにBindingも ボタンクリックでListBox追加される アプリのコードとダウンロード先 ファイル名:20200317_ListBox.zip github.com ListBoxの設定をXAMLで書いた部分 <ListBox x:Name="MyListBox1" ItemsSource="{Binding}"> <ListBox.ItemTemplate> <DataTemplate> <StackPanel> </stackpanel></datatemplate></listbox.itemtemplate></listbox>

C#.NET CoreでSIMDを使ってドット積、byte型配列ならMultiplyAddAdjacentが速かった

値は全て255の要素数1千万のbyte型配列、これのドット積を求めるのに色々試してみた SIMDを使わない普通の掛け算と足し算 System.NumericsでSIMD Dot System.Runtime.IntrinsicsでSIMD AVX Multiply + Add SSE2 MultiplyAddAdjacent FMA MultiplyAdd SSE41 D…

C#SIMDで合計値、byte型配列をIntrinsicsとNumericsのAddで合計値の処理速度

IntrinsicsとNumericsのAddでbyte型配列の合計値を計算 使ったアプリは AVX2をサポートしていないCPUだと動かないかも? Intel CPUだとHaswellコアから対応なので第4世代、2013年以降 AMD CPUだとZenコアから対応なので、Ryzen全部とAthlonでもZenコアなら対…

byte型配列から最小値と最大値、CPUのSIMDを使うクラスIntrinsicsとNumericsどちらが速いのか

CPUのSIMDを使うクラスIntrinsicsとNumerics、どちらが速いのかを、要素数1千万のbyte型配列から最小値と最大値を求める時間で比較してみた 今回の方法では結果は差が出なかった。シングルスレッド、マルチスレッドともに同じ速さ。Intrinsicsはポインタを使…

C#でSIMDを使うSystem.Runtime.Intrinsicsを試してみた、byte型配列の合計

SIMDを使っての計算はSystem.Numerics.Vectorクラスと、これとは別にSystem.Runtime.Intrinsicsってのもあるみたいで試してみた 環境 CPU AMD Ryzen 5 2400G(4コア8スレッド) MEM DDR4-2666 Window 10 Home 64bit Visual Studio 2019 Community .NET Core 3.…

C#.NETで分散を求めるマルチスレッド編

前回、シングルスレッド編 gogowaten.hatenablog.com これの続き いろいろ試して一番早かったのはこれ //分散 private double Variance(byte[] ary) { var myBag = new ConcurrentBag<long>(); Parallel.ForEach( Partitioner.Create(0, ary.Length, ary.Length / </long>…