PCSX2でテクスチャ置き換え、グランツーリスモ4のモチュールピットワークZを青くするまでの手順

目的
pcsx2でテクスチャを保存
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pcsx2でテクスチャ置き換え
- 足りないテクスチャ
- テクスチャ置き換えは一時的
感想(今北産業)
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目的

プレイステーション2 エミュレータのPCSX2上で、グランツーリスモ4のスーパーライセンス12の教習車日産モチュールピットワークZ(JGTC) 2004の色を赤から青に変更したい

pcsx2でテクスチャを保存

今回使ったpcsx2のバージョンはNightlyのv1.7.4318だった

2023年4月

Hotkeyの設定

テクスチャ保存するときのショートカットキー

メニューのSetting→Hotkeyから
Toggle Texture Dumping(テクスチャ保存)と
Toggle Texture Replacements(テクスチャ置き換え)を
適当に設定する
今回はそれぞれctrl+F10とF10に設定した

保存実行

書き換えたいテクスチャが表示されている場面で、Toggle Texture Dumpingに設定したHotkeyを押すと保存開始される、もう一度押すと保存終了になる
録画ボタンみたいな感じの動作

enabled(保存中)とdesabled(中止)がHotkeyを押すごとに切り替わる
保存時間は数秒もあれば十分？

保存場所は

pcsx2の実行ファイルのあるフォルダのtextures\ゲームのID？\dumps
グランツーリスモ4の場合はtextures\SCPS-17001\dumpsだった

保存されたテクスチャのファイル数は93個、この中から目的のファイルを探して編集する

目的のファイルを探しやすくする、編集しやすくする

保存された画像ファイルはすべて半透明になっていて、見づらいので不透明度を変更する

変更前と変更後の比較

今回使うアプリは一昨日できたばかりのOpaOpaOpasity

起動したら、ウィンドウにテクスチャファイルのどれかをドラッグアンドドロップする
不透明度の指定を0.5(アルファ値127)にする
全体変換保存の足し算ボタンを押す

これでdumpsフォルダにopaopaopasityフォルダが作成されて、その中に変換されたファイルが保存される

保存された画像のアルファ値が127か128なので、それに127を足せば254か255になりほぼ完全不透明になる
255にするんなら足し算じゃなくて、255に変更すればいいんだけど、テクスチャの中にはゲーム中において半透明に表示されるものがあって、そのアルファ値は127未満、それを255にしてしまうと、置き換えたときに不透明で表示されてしまうから足し算にしている

探す

画像閲覧アプリとかで表示して探す。標準のエクスプローラーも意外に見やすいと思った
モチュールピットワークZは赤いので、赤が使われているそれっぽい画像を地道に探す

画像を編集

png形式で保存できるアプリならなんでもいい

Pixtack紫陽花で色変換(色相変換)

赤系の色を青系に変換する

編集する画像ファイルをドラッグアンドドロップして表示
テスト機能ボタンをクリック
テスト機能の色変えタブをクリック
彩度って書いてある右のマスをクリックこれでマウスカーソルがスポイトに変化するので、クリックしたところの色が取得できるようになる

スポイトカーソルでクリックしたところの色が、彩度の右のマスに表示される
マウスカーソルを元に戻すために、そのマスをクリックで色の取得完了

色相移動

マスの上にある数値が色相、今回は359度なのでほぼ赤色ってことがわかった
青の色相は240度なので、359を240にすればいいわけだから引き算なら、359-240=119なので119引けばいい
色相は円環なので、足し算なら240+360-359=241、241を足せばいい
Pixtack紫陽花の色相移動は足し算しかできないので241足すことにする

テスト機能の色変えタブ→その他タブで
色相移動にチェックを入れて、数値に241を指定して、変換実行すると

赤が青に変換される

もう一つの色相変換

赤しかない画像なら色相移動でいいんだけど、赤以外もあって赤だけ変換したいときは

「色変えタブ」の「色相からタブ」を表示して、右上辺りにある範囲の数値で、変換対象となる色相の範囲を指定できる
この数値を30にしたらうまく変換できた
元画像には黄色(オレンジ？)があって、これはそのままにしたい
橙色から黄色の色相は30から60あたりで、赤は0前後
なので範囲を30以下にすれば橙色や黄色は外れることになる