マウスドラッグでラベルコントロールの移動と直線の描画その4、三角関数

gogowaten.hatenablog.com

2日前の続き

今度こそ頂点の追加を修正した

http://www.geocities.jp/gogowaten/labal_control_move_animation8.gif

直線以外の曲線も描画してみた

http://www.geocities.jp/gogowaten/labal_control_move_animation10.gif

VBにはいろいろな線の描画があって簡単に変更できる

頂点の追加する時の判定方法を座標から角度に変えた

始点(0)から終点(3)まで順番につながった直線の

２と３の間をクリックして新頂点を追加する場合

０，１，２，３を

０，１，２，新(3)、４にしたい

目的は２の次に新を入れる

目で見れば簡単にわかるのにｗ

今まではそれぞれの直線をグラフの関数にして新頂点がそれに当てはまるかで

判定していたけどうまくいかないことがあるので他の方法…

今回は角度で判定

0から1の直線と0から新への直線の角度

1から2の直線と1から新への直線の角度

2から3の直線と2から新への直線の角度

一番小さい角度が当たりってことにした

上の場合は2から３が当たりなので新頂点は2の次に入れればいいことになる

角度の出し方、求め方

三角関数を使う

VBには三角関数が用意されているのでそれを使えばいい

だけど使い方がわからないというか三角関数自体が理解できないので

どれをどう使えばいいのかわからないｗ

ググって

三角関数の基礎 SIN サイン正弦 COS コサイン余弦 TAN タンジェント正接 ASIN ACOS アークコサイン COS-1 ATAN DEGREES RADIANS 度角度ラジアン斜辺対辺隣辺エクセル Excel [エクセルの学校]

http://www.excel.studio-kazu.jp/tips/0050/

ここ

さすが神アプリエクセル、三角関数もある

f:id:gogowaten:20191016110853p:plain

なんとなくわかったのが2辺の長さで角度が得られる

辺の名前はそれぞれ斜辺、隣辺、対辺

頂点の座標から簡単にわかる長さの辺は斜め以外の

隣辺と対辺

これに関係する三角関数がタンジェント

角度を求める時はアークタンジェントで行けそう

ラジアン

エクセルもVBも返ってくる角度はラジアンで返ってくる

ラジアンとか知らないしわかりにくいので角度に変換は

エクセルならDEGREES関数に入れればいいだけ

VBは

角度 = 180 / Math.PI * radian

角度＝180/3.14＊ラジアン

画像の描画ではyは普通のグラフと違って上下が逆になる

どこを0にするか、どっち周りにするか迷った

0度と359度の差は

360度と359度にしないとおかしいことにさっき気づいて

片方が0度の時もう片方が180度以上なら0度を360度で計算するようにとか

3日くらいかかった

これで間違えることは少なくなった

正確にするには実際に線が描画されている場所を計算するか

もっと別の方法かなあ

どちらも思いつかないのでもう今回のこれでいいや

Private Sub ToolStripMenuItem頂点の追加_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles ToolStripMenuItem頂点の追加.Click
   '右クリックしたところに頂点を追加
    Dim newPoint As New Point(mousePoint) '新しい頂点の座標
    Dim ps As Generic.List(Of Point) = nowPic.PointN '頂点のコレクションリスト
    Dim i As Long

    Dim kakudo1, kakudo2 As Single '角度
    Dim oTaihen, oRinpen, nTaihen, nRinpen As Long '対辺と隣辺用
    Dim aryKakudo As New ArrayList '角度の差のリスト用
    Dim ore1 As New ArrayList
    Dim ore2 As New ArrayList

    For i = 0 To ps.Count - 2
        oRinpen = ps(i + 1).X - ps(i).X '始点から次点の隣辺の長さ
        oTaihen = ps(i + 1).Y - ps(i).Y '始点から次点の対辺の長さ
        nRinpen = newPoint.X - ps(i).X '始点から新頂点の隣辺の長さ
        nTaihen = newPoint.Y - ps(i).Y '始点から新頂点の対辺の長さ
        kakudo1 = ore角度(oTaihen, oRinpen)
        kakudo2 = ore角度(nTaihen, nRinpen)

       '二つの角度のどちらかが0でもう一方が180度以上なら0を360に変換する
        If kakudo1 = 0 And kakudo2 >= 180 Then
            kakudo1 = 360
        ElseIf kakudo2 = 0 And kakudo1 >= 180 Then
            kakudo2 = 360
        End If

        aryKakudo.Add(Math.Abs(kakudo1 - kakudo2)) '角度の差をリストに追加
        ore1.Add(kakudo1)
        ore2.Add(kakudo2)
    Next

   '角度の差が一番小さい頂点のインデックス番号を取得
    Dim min3 As Single = aryKakudo(0)
    Dim idx As Long = 0
    For i = 1 To UBound(aryKakudo.ToArray)
        If min3 > aryKakudo(i) Then
            idx = i
        End If
    Next
    nowPic.PointN.Insert(idx + 1, newPoint) '新頂点をexPictureBoxのPointNに挿入
    Call 頂点の初期化(nowPic)

End Sub

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座標から対辺と隣辺の長さを取得して↓の「ore角度」関数に送って

返ってきた角度を比較して新頂点を挿入

Private Function ore角度(Taihen As Long, Rinpen As Long) As Single
   '対辺と隣辺を受け取って角度を返す
    Dim kakudo As Single
    If Taihen = 0 Or Rinpen = 0 Then '対辺と隣辺のどちらかが0の時は0,90,180,270のいずれか
        Select Case True
            Case Taihen = 0 And Rinpen > 0
                kakudo = 180
            Case Taihen = 0 And Rinpen < 0
                kakudo = 0
            Case Taihen > 0 And Rinpen = 0
                kakudo = 270
            Case Taihen < 0 And Rinpen = 0
                kakudo = 90
        End Select

    Else '対辺と隣辺どちらも0以外の時
        Dim radian As Single
        radian = Math.Atan(Taihen / Rinpen) 'ラジアン取得
        kakudo = 180 / Math.PI * radian 'ラジアンを角度に変換
        Select Case True '対辺と隣辺が+-で加算する値が変わる
            Case Taihen < 0 And Rinpen > 0 '対辺マイナスで隣辺プラスの時
                kakudo += 180
            Case Taihen < 0 And Rinpen < 0 '対辺隣辺どちらもマイナスの時
                kakudo += 0
            Case Taihen > 0 And Rinpen < 0 '対辺がプラスで隣辺がマイナスの時
                kakudo += 360
            Case Taihen > 0 And Rinpen > 0 '対辺隣辺どちらもプラスの時
                kakudo += 180
        End Select
    End If

    Return kakudo
End Function