園芸サイトによくある植え付けや収穫時期を表す図表をエクセルのグラフで作ってみたメモ
こういうグラフの作り方
結構難しかったので忘れないうちにメモ
(この記事にはオチがあります)
参照したところは
基本になるグラフ
使うグラフの種類は「積み上げ横棒」
小さな範囲で試してみる
できあがるグラフは
作物名と収穫とかが逆なので入れ替えるために
データソースの選択画面を開く
デザインタブ→データの選択
or
グラフを右クリック→データの選択
グラフも変化する
辻褄が合うようにデータを用意したりレイアウトを変更する
種まき日、発芽日、初開花日、初収穫日、撤去日
全部揃っていなくてもつじつまを合わせればいい
こんな感じで入力してみる
バジルは開花日や収穫日とか曖昧だから入力していない
これを元にグラフに使うデータを作成する
グラフに使うデータ
数値は日数、計算は上で入力した日付を使って関数で行っている
トマトの要素の92ってのは基準日とした2016/1/1から種まき日までの日数で
種まき日 - 基準日 = 92日
2016/4/2 - 2016/1/1 = 92
っていうただの引き算なんだけど
日付がないところを計算するとおかしくなるので少し修正してあって
具体的には↓
この関数をピンク色のセルにオートフィルしている
SUM関数の中が自分自身も入っているから循環参照になっている気がするけどエラーにはなっていない、よくわからんけど期待通りの値が表示されるからOK?
=IF(E157="",0,E157-$B$156-SUM($C163:E163))
開花日 - 基準日 - (トマトの要素 + トマトの発芽まで) = 52
2016/6/2 - 2016/1/1 - (92 + 9) = 52
153 - (101) = 52
データを元にグラフ作成
データ範囲を選択して積み上げ横棒グラフを挿入
やっぱり逆になるので
データソースの選択画面で行列の切り替えボタンを押してから
OKボタンで修正
表示形式の変更
日数を月に変更する
軸の書式設定画面を開く
数値を右クリック→軸の書式設定
ユーザー設定に新しい表示形式を追加する
表示形式 → 分類のユーザー設定 → 表示形式コードに
m"月"
を入力→ 追加ボタンクリック → 種類のm"月"を選択
これで数値が月に変わる、お仕置きはない模様
軸のオプションで調整
軸の書式の表示形式から軸のオプションに切り替えて
色々調整
最小値を固定、数値1
最大値を固定、数値365
目盛間隔を固定、数値を31
にすると
こうなる、ほぼ完成
ただこの設定はかなりつじつま合わせで
最大値365は1年間の日数でいいんだけど
目盛間隔の31
これは1月の日数のつもりなんだけど
毎月31日まであるわけじゃないのでどんどんずれていく
表示形式を日付まで表示してみると
こんなふうにずれているのがわかる
じゃあ目盛間隔30にしたら
余計ひどくなる
なので妥協で31
グラフの色を変更
種まき前の期間は何も表示したくないので塗りつぶしなしにする
データ系列の書式設定画面を開く
さっきの軸の書式設定画面が開いたままなら
グラフをクリックするだけで切り替わるし
閉じていたら
グラフを右クリック→
データ系列の書式設定で開く
これで色が消える
色を変えるのは塗りつぶし(単色)とかでできるけど
せっかくだから俺はこの赤の扉(午後のパレット)を選ぶぜ
グラフのタイトルを入れる
グラフを選択して
レイアウトタブ→グラフタイトル→グラフタイトルを~かグラフの上
グラフの上を選ぶと
こうなる
フォント変更して完成
Meiryo UIとフロップデザインフォント
その他の設定
縦軸(作物名の軸)を反転すると
作物名の並びが逆順になって
横軸の月が上側に移動する
棒グラフの幅(太さ)変更
要素間隔を小さくすると太くなる
これはよくわかんないなあ
データが増えても設定箇所は同じ
いろいろテスト
トマトだけ
図らずもエクセル方眼紙の万能性がまた証明されてしまったけど
もっといい方法ないかしらねえ